国宝太子堂再建900年記念 鶴林寺新宝物館開館記念特別展のご案内
太子堂900年を記念して、新宝物館がオープンします。
■本堂秘仏本尊薬師如来・太子堂 特別参拝
国宝太子堂は天永3年(1112)の再建と伝えられることから900年を迎えます。
太子堂内部を縁側から参拝していただけるように開扉しました。
本堂秘仏は本尊薬師如来、日光菩薩、月光菩薩、持国天、多聞天の5体(いずれも重要文化財)です。60年に一度しかご開帳されない秘仏です。平成9年に定期開帳がありましたので、通常では平成69年まで開扉されないはずでした。しかし今般、太子堂900年記念事業として新宝物館開館にあたり、本尊薬師如来は国宝本堂の厨子内にて、また他の4体は新宝物館において特別に開帳されることになりました。
※本堂秘仏本尊参拝から本堂東縁を経て、太子堂へは特別渡り廊下で移動いただきます。
太子堂は外縁からの参拝となります。

■新宝物館開館記念特別展
「あいたた観音さま」をはじめとする鶴林寺に伝わる文化財のうち、重要文化財に指定されている仏像や画幅など至宝の宝物を一挙公開する特別展です。
新たに完成した「太子堂内壁画彩色模写の柱絵や板絵」を組み立て、太子堂須弥壇を再現展示しています。
また本堂秘仏の「日光菩薩、月光菩薩、持国天、多聞天」の4体は60年に一度とされる秘仏の特別展示となるものです。
<主な展示宝物> (◎は重要文化財)
◎日光菩薩、◎月光菩薩
◎持国天、◎多聞天
(以上はいずれも本堂秘仏の特別展示)
◎聖観音像(あいたた観音)
◎楽太鼓縁、◎釈迦三尊像、
◎十一面観音像、◎髹漆厨子、
◎聖徳太子画像、◎聖徳太子絵伝(全八幅)、
◎太子堂仏天蓋、◎鶴林寺扁額、
四天王像、如意輪観音像、
恵便法師像、千手観音像、
大黒天像、毘沙門天像ほか
■交通案内
●山陽自動車道三木小野インターより40分
●加古川バイパス高砂西ランプより15分
加古川東ランプより15分
加古川ランプより10分
●交通:JR加古川駅より徒歩20分、かこバス8分
山陽電鉄尾上の松駅より徒歩15分
■拝観料について
拝観料については、こちらのページをご覧下さい。
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