阿弥陀三尊像

解説


この画の構図は一般の
阿弥陀三尊像と違い
ませんが、その描法や彩色
は日本のものは違っています。
これは韓国の高麗の時代の作品です。
こうしたものが鶴林寺に
納まっているのは、この地方の
文化史的特相を物語ると
いってもさしつかえありません。


 この画像の描法や彩色は、日本のものとは明らかに違っています。これは韓国の「高麗仏画」であり、そのうちでも優品のひとつとされています。
 鶴林寺への伝承の経緯は明らかではありませんが、その裏書に「高麗無双の筆、文明9年(1477)と元禄13年(1700)の2度にわたって修理され、当時の重要な法要の本尊として大切に守られて来た」という意味の記録があります。
 当寺の開祖である聖徳太子の師匠である恵便の像や、高麗梵鐘とともに当寺と韓国とのふかい縁をうかがわせるものの1つです。

<<おわび>>
これまでのホームページのこの項に、明らかに誤りがありましたことつつしんでおわびし、訂正させていただきました。