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 2007年12月の法句経
◆第一週 16.17.18.田畑の汚れは雑草であり、人々の汚れは情欲・怒り・迷妄である。情欲・怒り・迷妄を離れて供養して与えたものは、おおきな果報をもたらす。
◆第二週 第17章 水
3.若いときに、財を得るのではなく、清らかな行いを守らないならば、魚がわずかしかいなくなった、池にいる白鷺のように悲しく、思いにふける。
◆第三週 4.「その報いは、私には来ないだろう」と思って、悪を軽んずるなかれ。水が一滴ずつしたたり落ちるならば、大きな水瓶でも満たされる。愚かな人々は、すこしでも悪をなすならば、やがてわざわいに満たされる。
◆第四週 5.大海原を渡ろうと人々は、つねに立派な筏を作って渡る。彼らは河を渡ったと思っているが、実は渡っていないのだ。
聡明なる人々のみが、迷いの大河をわたっている。
◆第五週 6.深い湖が、澄んで清らかであるように、賢者たちは正しい教えを聞いて、心清らかである。
 
 2007年11月の法句経
◆第一週 第16章 さまざまなこと
2.目的が達成されるまで、人は努めなければならぬ。自分の立てた目的がそのとおりに実現されるのを見よ。
−−希望したとおりになるであろうと。
◆第二週 5.以前には怠りなまけていた人でも、のちに怠りなまけることがないなら、その人はこの世の中を照らす。雲を離れた月のように。
◆第三週 お休みさせていただきました。
◆第四週 11.生命がまだあるうちに苦しまない人は、死後にいかなる点でも苦しむことはないが、道を見た賢者は、憂いのさ中にあっても憂えない。
 
 2007年10月の法句経
◆第一週 16.愚かな者を道連れとすることなかれ。独りで行く方がよい。孤独で歩め。悪いことをするな。求めるところは少なくあれ。一林の中にいる象のように。
◆第二週 15章 念(おも)いをおちつけて
1.ブッダの説かれたとおりに、呼吸を整える思念をよく修行して完成し、順次にもろもろの煩悩を克服してきた人は、雲をはなれた月のように、この世を照らす。
◆第三週 3.身体についてつねに真相を念(おも)い、つねにもろもろの感官をつつしみ、心を安定させている者は、それによって自己に安らぎを知るのであろう。
◆第四週 7.目覚めている者どもは、わが言葉を聞け。眠っている者どもはめざめよ。眠っている者どもより、目ざめている者がすぐれている。目ざめている者には恐れがないからである。
◆第五週 8.人がつねに目ざめていて、昼も夜もつとめ学び、不死を得ようとしているならば、その人のもろもろの汚れは消え失せる。
 
 2007年9月の法句経
◆第一週 お休みさせていただきました。
◆第二週 第14章 憎しみ
3.殺す人は殺され、怨む人は怨みを買う。
また、ののしりわめく人は他の人からののしられ、怨りたける人は他の人から怨りをうける。
◆第三週 9.「彼は、我をののしった。彼は、こんなことを言った。彼は我にうち勝った。人をして我に打ち勝たしめた。」という思いをいだく人々には、怨みはついにやむことがない。
◆第四週 11.実にこの世においては、およそ怨みに報いるに怨みをもってせば、ついに怨みのやむことがない。堪えしのぶことによって、怨みはやむ。これは永遠の真理である。
 
 2007年8月の法句経
◆第一週 第13章 尊敬
8.自分の得たものを軽んではならない。他人の得たものをうらやむな。他人をうらやむ修行僧は、心の統一安定を得ることができない。
◆第二週 13.たとい知識は乏しくても、修行僧が戒めを守ってよく心が安定するに至ったならば、怠ることなく清く生きるその人を、理(ことわり)を知る賢者たちが称賛する。
◆第三週 14. ところで、この世で食物や飲料を多く所有している人は、たとい悪いことを行っていても、愚かな人々から尊敬される。
◆第四週 お休みさせていただきました。
 
 2007年7月の法句経
◆第一週 お休みさせていただきました。
◆第二週 第12章 道
2.風によって吹き上げられた塵が、雨によって静まるように、人が明らかな智慧によって見るときに、もろもろの欲望の思いが静まる。
◆第三週 5.「一切の形成されたものは無常である。(諸行無常)」と明らかな智慧をもって観(み)るときに、ひとは苦しみから遠ざかり離れる。
これこそひとが清らかになる道である。
◆第四週 6.「一切の形成されたものは苦しみである。(一切皆苦)」と明らかな智慧をもって観るときに、ひとは苦しみから遠ざかり離れる。
これこそ人が清らかになる道である。
◆第五週 16.昔にはまだ聞いたことがない法輪を転じたもうた人、生きとし生けるものを慈しみたもう人、迷いの生存の彼岸に達したもうた人、神々と人間とのうちで最上である人、・・・そのようなかたをつねに敬礼すべし。
 
 2007年6月の法句経
◆第一週 第11章 未知の人
1.勇敢に流れを断て。もろもろの欲望をきっぱりと去れ。
もろもろの欲望を捨てなければ、聖者は一体に達することができない。
◆第二週 4.矢でもとらえ方を誤ると、手のひらを切るように、修行者の行(ぎょう)も誤って行うと、地獄に引きずり下ろす。
◆第三週 11.頭髪が白くなったからとて、長老なのではない。ただ年をとっただけならば 「ばかになって老いぼれた人」 といわれる。
◆第四週 13.頭を剃ったからとて、身をつつしまず、偽りを語る人は「道の人」ではない。欲望と貪りにみちている人が、どうして「道の人」であろうか
 
 2007年5月の法句経
◆第一週 第10章 信仰
信じる心あり、恥を知り、戒めをたもち、また財をわかち与える・・・これらの徳行は、尊い人々をほめたたえることがらである。「この道は崇高なものである」と彼らは説く。これによって、この人は天の神々の世界におもむく。
◆第二週 尊敬さるべき人たちに対する信仰を財とし、安らぎにいたるための教えを聞こうと願うならば、聡明な人は、ついには明かな智慧を得る。
◆第三週 信仰あり、徳行そなわり、ものを執着しないで与え、もの惜しみしない人は、どこへ行こうとも、そこで尊ばれる。
◆第四週 信仰心あり明かな智慧ある人とつき合え。水を求めている人が湖に近づくように。そこには、透明で清く澄み、冷ややかで濁りのない水がある。
 
 2007年4月の法句経
◆第一週 安らぎに達するために、苦しみを終滅させるために、仏の説きたまうたおだやかなことばは、実に善く説かれたことばである。
◆第二週 第9章 行い
3.もしも汝が苦しみを恐れるならば、もしも汝が苦しみを嫌うならば、あらわにも、あるいは秘密にでも、悪い行ないをなすな。
◆第三週 6.この世で他人のした悪い行ないを見ては、ひとは非難するであろうが、その悪い行ないを自らしてはならない。
悪人は実に自分の業に束縛されている。
◆第四週 16.自分の幸せだけを求める人々は、笑いながら悪いことをする。しかし、彼らはのちに苦しんで、泣きながらその報いを受ける。
◆第五週 19.鉄から起こったサビが、鉄自身を食いつくすように、悪をなしたならば、自分の業が、静かに気をつけて行動しない人を地獄にみちびく。
 
 2007年3月の法句経
◆第一週 お休みさせていただきました。
◆第二週 第8章 ことば
1.いつわりを語る人は地獄におちる。この世で自分が言ったのとは異なった行いをなす人も地獄におちる。この両者は死後にひとしくなると説かれている。 −来世ではともに下劣な業をもった人々なのであるから。
◆第三週 善いことばを口に出せ。悪いことばを口に出すな。
善いことばを口に出したほうが良い。
悪いことばを口に出すと、悩みをもたらす。
◆第四週 善い教えは最上のものであると聖者は説く。これが第1である。
理法を語れ。理法にかなわぬことを語るな。これが第2である。
好ましいことばを語れ。好ましからぬことばを語るな。これが第3である。真実を語れ。虚偽をかたるな。これが第4である。
 
 2007年2月の法句経
◆第一週 第7章 善い行い
4.身体による悪い行いを捨て、言葉による悪い行いを捨て、心による悪い行いを捨て、そのほか汚れのつきまとうことを捨てて、身体によって善いことをせよ。ことばによって大いに善いことをせよ。心によって善いことをせよ。
−−−汚れのさまたげの無い、無量の善いことを。
◆第二週 6.身体によって良いことを為し、ことばによっても心によっても善いことをするならば、その人はこの世でも、またかの世でも幸せを得るであろう。
◆第三週 8.聖者は実に生きものを傷つけることなく、つねにことばについてよく慎んでいる。かれらは不死の境地におもむき、そこに至れば悩むことがない。
◆第四週 12.(悪いことを言わぬように)ことばを護り、心でよく慎み、身体で悪いことをするな。この善き行為の道を浄めて、聖者の説きたもうた道を体得せよ。
 
 2007年1月の法句経
◆第一週 お休みさせていただきました。
◆第二週 第6章 戒(いま)しめ
4.老いにいたるまで、戒をたもつのは、善いことである。信仰を確立することは、善いことである。明かな智慧は、じつに人々の宝である。福徳は、盗賊も奪い去るのが難しい。
◆第三週 11.戒めと精神統一と明らかな智慧とのある人は、これらをよく修養している。
彼は究極の境地に安住し、汚れがなく、憂いがなく、迷いの生存を滅ぼし尽くしている。
◆第四週 18.タガラ、栴檀(せんだん)の香りは、微(かす)かであって、大したことはない。しかし徳行のある人々の香りは、天の神々にもとどき、この世でも薫(かお)る。
◆第五週 来世のために功徳を積め。功徳は実に、あの世における人々のよりどころであるからである。
 
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